ボクシングの元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(43=米国)が17年に実現した元UFC2階級同時制覇王者コナー・マクレガー(32=アイルランド)との再戦を計画していると22日(日本時間23日)、英紙サンが報じた。

中東の興行主催者が入札に参加すれば実現可能とし「10億ドル(約1050億円)のファイト」になるとの見通しも示した。ルールは前回と同様、ボクシングマッチとなるとされるが、対戦交渉の進捗(しんちょく)状況などは明らかにされていない。

メイウェザーは17年8月、米ラスベガスでマクレガーとスーパーウエルター級12回戦に臨み、10回1分5秒、TKO勝利を挙げた際に大金を稼いだ。ファイトマネーだけで、メイウェザーは1億ドル(約105億円)、マクレガーは3000万ドル(約31億5000万円)にのぼった。PPV(ペイ・パー・ビュー)収益などの興行収入を加えると、メイウェザーは2億7500万ドル(約283億5000万円)、マクレガーも8500万ドル(約89億2500万円)を手にしたとされている。

メイウェザーは18年大みそかのRIZIN14大会で、キックボクシング界の「神童」那須川天心とエキシビションマッチで1回TKO勝ち。今年2月28日には東京ドームでの格闘技大会MEGA2021に参戦することが発表されている。