WWEの「アーティスト」中邑真輔が、ヒール時代の盟友だったサミ・ゼインと決別し、ダニエル・ブライアンと共闘した。

31日のPPV大会「ロイヤルランブル(RR)」で開催される30人による時差式バトルロイヤル、男子RR戦に出場表明した中邑はインターコンチネンタル王座奪回を目指すゼインから共闘を懇願されたが「NXTデビューから感謝しているが、地獄に落ちろ」と言ってこれを拒絶。RR戦を巡ってブライアン、AJスタイルズが舌戦を展開しシングル戦に臨むと、試合途中に乱入したゼインとインターコンチネンタル王者ビックEによって試合は反則裁定に。すると満を持して中邑が姿をみせた。

ゼインに延髄切りを見舞い、AJスタイルズにスピンキックを放った中邑は、そのままブライアン、ビックEと組み、AJスタイルズ、ゼイン、セザーロの6人タッグ戦に臨んだ。すると王座挑戦権利証を持つザ・ミズをはじめ、ジョン・モリソンやオーティスと次々と乱入があり、今度は中邑組が1人少ない変則の9人タッグ戦に突入。終盤に中邑組に入ったシェイマスがブローグキックでゼインを沈めた。21年PPV大会での男子RR戦をほうふつさせる派手な前哨戦となった。