米プロレス団体オール・エリート・レスリング(AEW)は4日(日本時間5日)、新日本プロレスのKENTA(39)、AEWヘビー級王者ケニー・オメガ(37)がタッグを組み、10日(同11日)のAEW大会でIWGP・USヘビー級王者ジョン・モクスリー(35)、ランス・アーチャー(43)組と対戦すると発表した。新日本で現在、バレットクラブに所属するKENTA、元バレットクラブのリーダーとなるオメガとの緊急タッグとなる。なお試合ルールはフォールズ・カウント・エニウェア戦(リング内外でのフォールOKマッチ)に決まった。

IWGP・USヘビー級王座次期挑戦者のKENTAは3日(日本時間4日)のAEWダイナマイト3大会で、6人タッグ戦に臨んでいたUSヘビー級王者ジョン・モクスリー(35)の襲撃に成功。満足げに歩いていると背後からオメガに共闘を呼びかけられた。KENTAは「俺はお前と友達じゃない。モクスリーを襲いに来ただけだ」と立ち去ったが、オメガは笑顔をみせながら、AEWのトニー・カーン社長に向けてタッグ結成を直訴。「俺は来週のAEWダイナマイト(大会)でKENTAと組んでモクスリー、(ランス・)アーチャー組と対戦したい。KENTAとは契約をしていないから非公認マッチになるだろうけど、考えてくれよ」と不敵な笑みを浮かべながらKENTAを追いかけていた。