NXTクルーザー級王者KUSHIDAが前王者サントス・エスコバーとの6人タッグ戦に敗れた。

NXTタッグ王者MSK(ナッシュ・カーター、ウェス・リー組)とタッグを組み、因縁のエスコバー、ホアキン・ワイルド、ラウル・メンドーサのユニット「レガード・デル・ファンタズマ」と激突した。

「俺たちが王者だってことを見せてやろうぜ! 今日はMSKUSHIDAだ」と意気込んだKUSHIDAはMSKと連係したドロップキックからハンドスプリング・ニールキックをワイルドに成功させた。さらにワイルドに対し、アトミックボム、エスコバーには腕ひしぎ逆十字固めやマサヒロ・タナカ(右ストレート)を決めた。続いてMSKもダブルのトペ・スイシーダを決める猛攻を仕掛けたものの、KUSHIDAが場外でエスコバーのパワースラムを食らってテーブル葬となると形勢不利に。医療スタッフを振り切ってKUSHIDAがリングに戻ったが、今度はエスコバーのファントムドライバーの餌食となり、最後はカーターがワイルド、メンドーサの連係技で沈んだ。

前王者エスコバー率いるレガード・デル・ファンタズマが3本のベルトを奪って掲げる目前で、KUSHIDAはマットで動けない状態のまま。エスコバー軍に屈辱の敗戦を喫した形となった。