格闘技イベントRIZINの榊原信行CEO(57)は4日、都内で会見を開き、6月13日RIZIN28大会(東京ドーム)に朝倉未来(28=トライフォース赤坂)が出場することを発表した。対戦相手はクレベル・コイケ(31=ボンサイ柔術)で、総合格闘技ルール(66キロ、5分×3回、肘あり)で行われる。

スーツにサングラス姿で登壇した朝倉は「1カ月ちょっとあると思う。今までで1番追い込んで、いい試合をしたい」と決意を語った。コイケについては「世界でも戦ってきた選手で、驚異のフィニッシュ率を持っていて危険だなという印象。KOしたい」と明かした。

昨年大みそか以来、半年ぶりの試合となるが「大みそかの時にちょっとスタイルを変えて、自分から攻める展開にしたが、今回は組みでも自分からも攻めるスタイルを取り入れてみたい」と話した。勝てば、現フェザー級王者の斎藤との一戦が現実味を帯びてくる。榊原氏は「この2人の対戦が、斎藤との次期挑戦者決定戦となると思う」と明かした。

また、同大会ではバンタム級トーナメント1回戦4カードも行われ、未来の弟で前バンタム級王者・海の出場も決定している。