WWEヘビー級王者ビッグEが前王者ボビー・ラシュリーとの1日2戦にわたビッグるスチールケージ形式の防衛戦を制した。ラシュリーとの激戦を制し、王座防衛に浸っていると、元王者ドリュー・マッキンタイアに大剣による挑発を受けた。

第1試合で同王座戦が組まれると、試合途中には挑戦者のユニット「ハートビジネス」メンバーだったシェルトン・ベンジャミン、セドリック・アレクサンダーがリングサイドに登場。動揺した王者ビッグEはラシュリーのスパインバスターやスピアーを浴びた。ピンチに陥ると、自らのユニット「ニュー・デイ」のコフィ・キングストン、エグゼビア・ウッズの救援から乱闘に発展し無効試合に。試合後、WWEオフィシャルのアダム・ピアースによってスチールケージ形式の再戦がメインイベントで組まれた。

2戦目はビッグEがゴング前からラシュリーの襲撃を受け、鉄製ステップ(階段)やコーナーポストにたたきつけられた。ゴング後も飛龍裸絞めで苦しめられ、ベンジャミン、アレクサンダーの介入も加わって劣勢に。再びキングストン、ウッズの救援でセコンド陣が一掃されると、王者がペースを握り返した。ラシュリーの連続攻撃をしのぎ、金網を登るラシュリーを捕獲。セカンドロープから2度目のビッグエンディングをたたき込んで3カウントを奪った。

1日2戦の激戦を制し、ベルトを死守したビッグEが勝利に酔っていると、ステージから元王者ドリュー・マッキンタイアの登場を許した。ラシュリーの王座陥落によって再び王座挑戦権が回復したマッキンタイアの持つ鋭く輝く大剣を厳しい表情で見つめていた。