ロウ女子王者シャーロット・フレアーが異例となるロウ、スマックダウン(SD)両女子王座交換式で激しい舌戦を繰り広げた。10月上旬のWWEドラフトで、SD移籍が決まっているフレアーは、WWEオフィシャルのソーニャ・デビル立ち会いのもと、ロウ移籍が決まるSD女子王者ベッキー・リンチとリングで向き合い、タイトル交換式に臨んだ。

デビルから「2人は王座を交換し、それぞれ移籍したブランドで王者になる」との宣言を受けると、嫌々ながら王座を交換したフレアーは「ベッキーは2冠になりたいんでしょ。だったら勝者総取り戦をすればいいじゃない」と王者対決を提案したが、登場した元王者の「ボス」サーシャ・バンクスによって遮られた。

早速、バンクスから「私がSDを仕切ってるのよ。シャーロットが移籍して王座を引き継ぐなんて…」とクレームが入った。さらにSD所属から離れるロウ女子王者となったリンチからも「(PPV大会)サバイバー・シリーズで会おう」と言われた。するとフレアーも黙っていられない。

「あれ、サーシャが王者だったのを覚えている人がいるのかしら?」と挑発的な態度を示したフレアーはバンクスと一気に乱闘へと発展。バンクスのメテオラで苦しめられたが、デビルに止められて乱闘は収拾。最後はバンクスとにらみ合って火花を散らしていた。