日本ボクシングコミッション(JBC)と日本プロボクシング協会は6日、オンラインで新型コロナウイルス対策連絡協議会を開き、収容5000人以下の試合会場について収容率制限を撤廃することを確認した。

関東で主にボクシング会場として使用される東京・後楽園ホールは100%有観客となり、これまでは800人程度だった座席数は1700人近くまで増席される見通し。JBCによると、世界戦開催などで5000人を超える会場となった場合は自治体と協議の上でガイドラインに沿って増席する形になる。

この指針は12月1日からさかのぼって承認されており、既に5日、エディオンアリーナ大阪で開催されたスーパーフライ級8回戦は900人収容(制限時は500人)で開催された。なお後楽園ホールでは19日に開催される東日本新人王決勝から100%の観客数になる予定。また禁止されてきた会場内の物販も解禁され、行列の並ぶ位置を徹底し「密」を避ける形で許可される。なおアルコール類の販売は禁止を継続するという。