ユーチューバー格闘家のシバター(36)が、格闘技引退を表明した。自身のユーチューブチャンネルに「責任をとって格闘技を引退します」と題した動画を6日までに投稿。「格闘技界をひっかきまわしすぎた。本当にたくさんの大御所の方、ファイターの方から怒りの動画をあげられて、私もいろいろ考えるところがあります」とし、「私シバター、今回の試合を持ちまして格闘技を引退しようと思います」と話した。

昨年大みそかの格闘技イベントRIZIN33大会(さいたまスーパーアリーナ)で行われた元K-1ウエルター級王者久保優太(34)戦で、「事前打ち合わせ」問題が突発。久保が1回一本負けを喫する展開となったが、試合後に両者の打ち合わせを示すメッセージ交換の画像も拡散され、ネット上で大きな騒動となった。

久保は4日未明、自らのユーチューブ公式チャンネルを通じ、シバター側から1回は顔面を殴らず流し、2回に真剣勝負という提案を受けたことを明かし、「試合成立させるために乗っかるような形になった」などと経緯を報告していた。シバターは同日、久保の発言を受けて動画を更新し「負けてからだまされたって騒ぐのはかっこ悪すぎる」と批判。LINEのやりとりがあったことをにおわせた。

シバターは今回の動画で、「これからはプロゴルファーを目指す」と発言。スポンサーになってくれる企業を募集中とし「ゴルフは1回もやったことがないが、これからは炎上系ゴルフユーチューバーとして活動していく」と、動画を締めくくっている。