ボクシングWBO世界ミニマム級王者谷口将隆(28=ワタナベ)が今年4月に国内で初防衛戦に臨む見通しとなった。昨年12月、ウィルフレド・メンデス(プエルトリコ)を下して新王者となった谷口は21日、同門のWBA世界ライトフライ級スーパー王者京口紘人(28)と所属ジムの渡辺均会長とともに品川区の浜野健区長を表敬訪問。渡辺会長は「谷口は4~5月に日本で初防衛戦を目指している」と明かした。

1月3~18日まで兵庫・神戸市に里帰りし、兵庫県庁、神戸観光局、母校龍谷大なども表敬訪問してきた谷口は「世界王者の実感がわいてきました。これを続けていきたいと思います」と決意も新た。28日からは父親の故郷となる鹿児島県も訪問する予定。既に1月18日から本格的なジムワークを再開している谷口だが「まだロードワークが2回しかできていない。鹿児島は場所柄も良いので走りたいと思う」と意欲を示していた。