新日本プロレスが3月6日で団体創設から50年を迎える中、昨年11月27日にNHK BSプレミアムで放送されたアントニオ猪木(79)のドキュメンタリー番組『燃える闘魂 ラストスタンド~アントニオ猪木 病床からのメッセージ~』が2日夜、NHK総合で再放送された。

アミロイドという物質が全身に溜まり血液循環が悪くなる「100万人に数人」の難病を抱え、20年以降は入退院を繰り返し、一時は「もう死ぬときは近い」とため息をついたこともあったという。だが現在は退院し、徐々にではあるものの体調も回復。先月20日には79歳の誕生日を迎えた。

番組ではサンドイッチを食べながら「(天国の)お誘いがもれちゃったからね。もともと落第生だから試験に受かるわけがない。あははは」とジョーク交じりに話すなど、元気なところをアピールした。なお番組プロデューサーは棚橋弘至と同期で新日本プロレスに入門し、その後に米WWEでも活躍した「KENSO」こと鈴木健三氏が担当している。

再放送ながらもツイッターでの反響も大きく「#アントニオ猪木」「#燃える闘魂」がトレンド入り。視聴しているファンから「NHKでアントニオ猪木さん痩せたなあ。70年代~80年代の全盛期を知っているだけにショックだ。。」「NHKの猪木特番を観て泣いてる」「思わず見入ってしまう」「弱った猪木を見るのはツライ…でも見なきゃ」「頭の中の猪木とのギャップに悲しくなるけどアントニオ猪木がアントニオ猪木たる所以をまざまざと見せつけられるな。カリスマすぎる」「いつまでも燃える闘魂でありますように」と体調回復を祈る声が続出していた。