6月19日に東京・東京ドームで行われるキックボクシング界世紀のビッグマッチに挑む、RISE世界フェザー級王者那須川天心(23=TAGET/Cygames)とK-1・3階級制覇王者で現スーパーフェザー級王者武尊(30=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が7日、都内で記者会見に臨み、同大会に向けて意気込みを語った。

詳細が発表された心境を問われた2人は対照的だった。武尊は「試合の詳細がいろいろ決まってきて、盛り上がってきているのを感じる。パワーに変えて最高の勝ち方で最高の勝利を挙げる」と落ち着いて話せば、那須川は「ここまできていうことは特にない。絶対に勝ちます。必ず勝ちます。何が何でも、どんな結果であっても、みんなを信じて絶対に勝つので…。人生の中で一番大きいこと。何が何でも勝ちたい」と鼻息を荒らげた。

武尊は2月にK-1フェザー級王者軍司泰斗(23=K-1ジム総本部チームペガサス)とエキシビション戦で対戦。59キロまで減量し、当日は62キロでリングに立つなど、那須川戦に向けて上々の予行演習となった。

一方の那須川は今月2日に行われた立ち技格闘技RISE代々木大会(東京・代々木競技場第1体育館)で、同門の風音を退け同団体から卒業した。苦戦を強いられ「いろいろ修正していかないといけない」と話していた。

6月の東京ドーム大会は昨年12月、RIZIN榊原信行CEOが総合プロデューサーとして製作委員会を立ち上げ、公平なルールによる中立な状況下での実施が決定。15年11月に那須川が武尊に呼びかけたことで始まった2人の対決論争は、所属団体の違いやスポンサー問題、ケガによる延期など大きなハードルを乗り越えて行われることになった。【勝部晃多】