世界的スターとなる元3団体統一同級王者で現IBF世界同級王者のゲンナジー・ゴロフキン(40=カザフスタン)が、WBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太(36=帝拳)に9回TKO勝ちした。

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ゴロフキンは「村田選手というのはオリンピックチャンピオンというだけではなく、本当にスーパー王者、その名にふさわしい戦いを見せてくれました。本当に一緒にたたかえたことを誇りに思っています」と振り返った。

最後に、村田に敬意を表し、青いガウンを着せるなど、相手もしっかりとたたえた。

村田は12年ロンドン五輪金メダリスト、ゴロフキンは04年アテネ五輪金メダリストで、ファイトマネーは合計20億円以上と推定されるなど世界が注目する一戦だった。

新型コロナウイルスの変異株の影響で試合は昨年12月から延期となり、この日の観客数は1万5000人。

リングサイド近くの席には青いはっぴを着た村田の応援団も陣取るなど、会場は熱気に包まれていた。