左股関節唇損傷により、今年2月から長期欠場していた前GHCタッグ王者の武藤敬司(59)が、5月21日の大田区大会(東京・大田区総合体育館)での復帰を宣言した。

この日、試合の解説を務めていた武藤は、大会終了後に記者会見を開いて発表。ケガの状態について問われると「完治というのはない。だいぶ休ませてもらって痛みは軽減した。あとは俺の実力があれば、こなしていけるのではないか」と、復帰を決めた理由を説明した。

この日の大会のメインイベントでは、潮崎豪がGHCヘビー級王者に返り咲いた。潮崎が試合後、ベルトを見せびらかしてきたことを明かし「潮崎のエールかな。でも、いきなり潮崎じゃない軽いところで(やりたい)」と笑顔で話した。