K-1女子フライ級王者KANA(29)の初防衛戦の相手がスーリ・マンフレディ(33=フランス)に決まった。6月25日、東京・代々木第2体育館で行われるK-1初の女子大会「K-1 WGP 2022 リング・オブ・ビーナス」で拳を合わせる。主催のK-1実行委員会が10日、都内で発表した。

KANAは3月29日の会見で中村拓己K-1プロデューサーにタイトル戦開催を直訴、その熱意に中村氏が折れて、今回の対戦が実現した。メインイベントでの実施が決定し、KANAは「自分よりもKO率が高い選手と初めて拳を合わせるので正直楽しみ。このK-1女子の大会自体に挑戦したいと思うのでマンフレディ選手と100%KO決着で勝ってこのベルトをまた巻きたい」と気を引き締めた。

対戦相手のマンフレディはタイ在住のファイターで、WBCムエタイの世界ランキングでも上位に名を連ねる。また、素手で戦うミャンマーラウェイでは、WLC女子バンタム級のベルトも保持している実力者。「私はアグレッシブなファイトスタイルでパンチに自信を持っている。KANAとの試合は激しいパンチの打ち合いになること間違いない。K-1のベルトを巻きたい。」とコメントを寄せ、王座奪取に自信を見せている。

大会では他に「日本VS世界・3対3」として、53キロ契約の☆SAHO☆-ジェシンタ・オースティン(オーストラリア)、ミニマム級の高梨knuckle美穂-エリーヴァン・バルト(トルコ)、アトム級の山田真子-マリーヌ・ビゲイ(フランス)の対戦なども決まった。

また、中村拓己K-1プロデューサーから「より多くの方にこのK1女子大会を見に来てもらいたい」と新たにレディースシート(10,000円)と小中高シート(7,000円)の発売決定が発表された。

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