先月30日の両国大会からノアに本格参戦を続ける小島聡(51)が、5戦目にして初黒星を喫した。

メインイベントの6人タッグマッチで、4カ月ぶりの復帰戦となった武藤敬司、丸藤正道と組み、潮崎豪、田中将斗、清宮海斗組と激突した。試合前から、来月12日のサイバーファイトフェスティバル(さいたまスーパーアリーナ)でGHCヘビー級選手権試合を戦う王者潮崎と、バチバチのにらみ合いを展開。先発でぶつかると、激しい攻防で互いに譲らなかった。

試合は自軍の形勢で進んだ。終盤には武藤、丸藤のコンビ技のヘルプを受け、とどめのラリアットへ。だが、そこに落とし穴が待っていた。ロープに走ったところに、カウンターの豪腕ラリアットを合わせられて撃沈。選手権試合の前哨戦で、ラリアット対決に敗れた。

試合後は潮崎から「俺が思いしらせてやる!」と宣言を受けた。豪腕-剛腕の対決はさらに熾烈(しれつ)を極めていく。