ライト級の鹿志村仁之介(20=IGLOO)は韓国のキ・ウォンビン(31)に1回TKO負けを喫した。

序盤から果敢に立ち向かい、飛びつき三角締めを披露するなど見せ場を作ったが、攻め疲れもあり、後半に失速。1回終了直後に強烈な肘打ちの連打を落とされると、レフェリーがストップをかけた。

出場予定選手の欠場により、緊急参戦が決定した。今月4日に出場が決まり、5日にシンガポール入りという慌ただしいスケジュールにも、「バンタム級に落とす予定だったので体重は問題ない」と自信を示していた。1回戦で姿を消すことになったが、爪痕は残した。