プロボクシングWBAスーパー、WBC、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(29)と元WBC世界同級暫定王者の弟拓真(26=ともに大橋)がけんかしたら、拓真が強い!?

井上兄弟が21日、地元の神奈川・座間市主催の「ざま井上兄弟タウンミーツ」にそろって参加。約6年ぶりとなる座間市への表敬訪問を兼ねたイベントには抽選で来場した約250人の市民が集結し「兄弟げんかならどちらが強いか?」との質問を受けた。

尚弥は「今、けんかしたらかなわない。(拓真が)ごついから」と苦笑い。現在は1階級上の日本、WBOアジア・パシフィック・スーパーバンタム級王者となっている拓真との体格差を感じて“白旗”をあげた。

兄の言葉を受け、拓真は「ボクシングではかなわないですけど、けんかならワンチャンあるかも」とニヤリと笑って会場を笑わせた。

幼少時代から兄弟げんかは何度もあったと明かした尚弥は「とっくみ合いはあったかもしれないけれど、手をあげてのけんかはない。どこかで殴ったら危ないという気持ちがあった。手を挙げるのはなかったですね」と振り返っていた。