元NXT女子王者紫雷イオ(32)が新リングネーム「イヨ・スカイ」で堂々のロウデビューを果たした。ロウ女子王者ビアンカ・ブレアとのシングル戦が初陣となった。7月30日の真夏の祭典サマースラム大会(米ナッシュビル)でユニットとして登場したベイリー、ダコタ・カイとともにロウに登場した。

敵対する王者ブレアから「アンタらの誰かと対戦してやるよ」と対戦要求されると、スカイが自らを指さして対戦が決定。試合前には「イヨ・スカイがついにロウにやってきた」と日本語で堂々と宣言し、ブレア戦のリングに立った。スーパープレックスやその場飛び月面水爆を浴びながらも、ダブルストンプや強烈なダブルニーで反撃して互角の攻防を展開。ロープを使ってブレアを丸め込むと、敵セコンドについたアスカ、アレクサ・ブリスの猛抗議を受けてベイリー、カイを交えた6人の大乱闘となって試合はノーコンテストとなった。

これでロウ大会の舞台でアスカとスカイが対峙(たいじ)する展開となり、日本人実力者同士による大きな抗争の幕開けになりそうだ。