元サッカー日本代表FWカズの次男で総合格闘家の三浦孝太(20=BRAVE)がタイで対戦する元K-1ワールドMAX王者ブアカーオ・パンチャメーク(40=タイ、旧ポー・プラムック)と対面した。19日、ムエタイの殿堂ラジャダムナンスタジアムでのブアカーオとのエキシビション戦に備え、16日に現地で会見。壇上に両者そろって姿をみせ、がっちりと握手を交わした。

三浦は「キックボクシングの試合はしたことがないのに、ブアカーオ選手のようなレジェンドに会えてうれしい。彼はあらゆる点で非常に優れたファイターなので、練習してきました。総合格闘家としてブアカーオ選手との舞台に適応できるように頑張りたい」と意気込みを示した。15日にタイのスワンナブーム空港に到着。女性を中心とした数多くのファンに出迎えを受けた。受けとったひまわりの花束を手に「ファンに迎えられて、とてもうれしくて光栄でした。金曜に自分自身の能力をみせたい」と口にしていた。

一方のブアカーオは「18年ぶりに試合した後、再びラジャダムナンスタジアムに戻って来られるとは思わなかった。ムエタイ発祥の地であるスタジアム。この機会に感謝したい」と感謝した上で「戦う準備はしているが、彼はハンサムだから、戦ったら…」と女性を中心としたタイでの人気の高さに苦笑していた。