元IWGP世界ヘビー級王者のオカダ・カズチカ(34)が史上4人目となるG1連覇と、自身4度目となる真夏の栄冠ゲットに王手をかけた。ファイナルトーナメント準決勝で、Bブロックを突破したタマ・トンガ(39)を渾身(こんしん)のレインメーカーで沈めた。メインでは、ウィル・オスプレイが内藤哲也を撃破。18日の日本武道館大会の頂上決戦、決勝はオカダ-オスプレイで争われる。

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2年連続5回目の出場で初優勝を目指したトンガは、意地の反撃もむなしく、レインメーカーに沈んだ。だが、試合後はオカダと抱擁を交わすなど、ヒールユニット「バレットクラブ」に所属した悪の面影はなし。「もう俺はグッドガイでもバッドガイでもない。タマ・トンガなんだ」と次のステージを見据えていた。