WWEヘビー、ユニバーサル統一王者ローマン・レインズが、凱旋(がいせん)試合となったドリュー・マッキンタイアの野望を打ち砕いた。

英国入りしなかったレインズ一派のロウ、スマックダウン統一タッグ王者ウーソズ(ジェイ、ジミーのウーソ兄弟)、顧問のポール・ヘイマンに代わり、ウーソズの弟ソロ・シコアのサポートでベルトを守った。

スタジアムに集結した6万2296人の大観衆の期待を背負ったマッキンタイアを撃破した。クローズライン(ラリアット)から鉄製ステップ(階段)にたたきつけられたレインズは、リングサイド席にいたカリオン・クロス、スカーレットに挑発されていたマッキンタイアの隙を突いた。ポストにたたきつけて優位に立った。

再びクローズライン、ベリートゥベリー、ネックブリーカーと連続攻撃を浴びたレインズはスーパーマンパンチやスピアー、ギロチン(前方裸絞め)で応戦。挑戦者の得意技クレイモア(ランニング式片足ドロップキック)をレフェリーとともに浴びて倒れこんだ。スピアーを成功させた後、再びマッキンタイアのクレイモアを食らってピンチになったものの、ウーソズの弟シコアの介入でマッキンタイアの気をそいだ。その隙にレインズがスピアーを成功させ、3カウントを奪った。大観衆の悲鳴にも似た歓声を耳にしながら統一王者レインズはマットに倒れ込んだマッキンタイアを見下し、2本のベルトを掲げていた。新たな仲間シコアが加わったレインズ一派は、さらなる勢力へと拡大しそうだ。