8月からロウに昇格したイヨ・スカイ(紫雷イオ=32)がWWE女子タッグ王座を初戴冠した。ダコタ・カイと組み、同王者ラケル・ロドリゲス、アリーヤ組に挑戦し、カイが変形バックスタバーでアリーヤを沈め、3カウントを奪って勝負を決めた。WWE傘下のNXTでは紫雷イオとしてNXT女子王座、NXT女子タッグ王座を獲得していたが、ロウ昇格後の初タイトル獲得となった。

8月に開始されたWWE女子タッグ王座決定トーナメント決勝で敗れていたロドリゲス、アリーヤ組との再戦だった。カイがパワーで上回るロドリゲスの連係によるボディープレスを浴びて先制された。交代したスカイがアリーヤを捕獲し、集中攻撃したものの、交代してきたロドリゲスのパワーボムを狙われそうになった。何とか場外に回避し、カイもアリーヤのフェイスバスターを浴びた。

劣勢に立たされたところでセコンドに入った同じユニット「ダメージCTRL」のベイリーによるサポートで何とかロープに回避できた。今後はベイリーがロドリゲスに詰め寄られると、スカイが即座に場外への月面水爆でロドリゲスを黙らせて形勢逆転となった。最後はカイが変形バックスタバーでアリーヤを沈めてベルトを獲得した。

試合後、スカイは「私たちが史上最速で最強のタッグチームチャンピオンになったぞ~!」と自信たっぷり。さらに自身の公式ツイッターでは「ロウでデビューして6週間で一気にチャンピオンまで駆けあがった。これぞアメリカン・ドリーム!! 勢いは止まらない、さらに高みへ」と喜びを爆発させていた。