イヨ・スカイ(紫雷イオ=32)が再びセコンドからの好アシストをみせ、仲間のベイリー勝利を演出した。スカイ、ベイリー、ダコタ・カイによるユニット「ダメージCTRL(コントロール)」がカートに乗ってリングに登場。WWE女子タッグ王座を戴冠したスカイ、カイ組を祝福し、ブーイングを続けた観客には「王者にリスペクトしろ」と忠告。するとスカイは「私たちが今、コントロールしている。それもこれもベイリーのおかげ。私たちを信じてくれてありがとう」と感謝を伝えた。

カイが「WWE女子部門は私たちを必要としているが、アスカ、アレクサ・ブリス、ビアンカ・ブレアは必要ない」と敵対する3人に挑発メッセージを送ると、アスカ、ブリス、ブレアの3人が現れて舌戦を展開。ベイリーがブリスに対戦要求されて一撃を食らい、ベイリー-ブリス戦がメインイベントで開催された。

ベイリーがマットに倒れこみ、コーナートップにのぼったブリスからツイステッドブリス(旋回式ボディーアタック)を狙われようとした時だった。カイがレフェリーの視線を引きつけた隙にスカイがブリスを攻撃。マットに落下したブリスを捕獲したベイリーがローズプラント(変形フェイスバスター)で仕留め、3カウントを奪った。

試合後、スカイら3人でブリスに対して暴行を加えた。救出に現れたアスカには、スカイが3人連係のスワンダイブ式月面水爆を成功させて返り討ち。さらにベイリーが最後に現れたブレアもローズプラントで沈め、10月8日(日本時間9日)のプレミアム・ライブイベント、エクストリーム・ルールズ大会(米フィラデルフィア)でブレアの保持するロウ女子王座への挑戦を表明していた。