元サッカー日本代表FWカズの次男で総合格闘家の三浦孝太(20=BRAVE)が、満を持してプロ2戦目に挑む。25日開催の総合格闘技イベント「超(スーパー)RIZIN」(さいたまスーパーアリーナ)で、ブンチュアイ・ポーンスーンヌーン(22=タイ)と契約体重66キロの特別ルール(3分3回)で対戦する。

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◆デビュー戦VTR 21年大みそか大会のオープニングマッチで、元ホストで当時33歳のYUSHIと対戦。地下格闘技8戦7勝を誇る相手が先に攻撃を仕掛けてきたが、冷静に対応し、ほぼ何もさせなかった。グラウンドの展開に移行すると、前裸締め、三角締め、腕ひしぎ十字固めなど多彩な寝技を披露し、相手の体力を奪取。フィニッシュは1回終了間際の3分ちょうど、左足のサッカーボールキックを胸元に突き刺し、レフェリーストップでTKO勝利となった。デビュー戦で白星となった三浦は試合後、「これから格闘技界のキングになれるように、一生懸命頑張るので僕のファンになってください」とマイクアピール。リングサイドで見守っていた白スーツ姿の父と抱擁を交わした。