WWE女子タッグ王者イヨ・スカイがロウ女子王者ビアンカ・ブレアとの「王者対決」に敗れた。ロウデビュー戦となった8月1日のロウ大会以来の再戦となったが、18分8秒、ブレアの必殺技KOD(キス・オブ・デス=変形フェイスバスター)を浴びてフォール負けを喫した。

掌底アッパーやダブルニー、オクトパスホールド(卍固め)と連続攻撃で攻め込むと、ショルダータックルから鉄つい連打を浴びた。顔面へのランニング式前蹴り、ブレアのトレードマークとなるロングヘアを踏みつけ、観客から大ブーイングも浴びた。両者でロープを活用した月面水爆の応酬も展開。コーナートップからのアームドラックやダブルニーも成功させ、とどめの月面水爆を狙おうとしたところで、ブレアの阻止されて場外に落下した。

セコンドに入った同じユニット「ダメージCTRL(コントロール)」のベイリー、ダコタ・カイもブレアの場外ボディープレスで排除された。何とか掌底アッパー連打からスワンダイブ式の追い打ちを狙ったスカイだったが、回避したブレアに持ち上げられ、KODでマットにたたきつけられてフォール負けを喫した。前回対決は両セコンドが入り乱れてノーコンテスト。今回はハイレベルな攻防となる王者対決をみせたものの、スカイはブレアの必殺技に沈んだ。