元WBA世界ミニマム級王者宮崎亮(34=KWORLD3)の再起戦は引き分けに終わった。

今後の進退は未定としながら「引き際かなとも思う」と引退の選択肢も示唆した。

ノーランカー近藤冬馬(26=蟹江)との対戦。初めての階級で重みを感じながら、主導権を握りにいった。しかし、決め手を欠く形で最終8回終了のゴング。三者三様の採点結果に「あれで勝たれへんかったらきつい。JBC(日本ボクシングコミッション)は自分が年やから引退しろと言ってるんですかね」と苦笑いで振り返った。

宮崎は8月14日の「3150FIGHT」でWBC世界ライトフライ級4位アサエル・ビリャル(28=パナマ)と対戦。1回2分43秒TKO負けを喫した。進退を注目されたが「SURVIVAL」からの出直しを決断。その中でKWORLD3ジムの亀田大毅会長(33)は「結果を出さないといけない」と“最後通告”を突きつけていた。

もやもやが残る結果。新たにトレーナーを務める元世界王者のランダエタ氏とボクシングを構築し始めたばかりだった。「(今後については)今は何も考えられない。ランダエタさんと相談して決めたい」。この日は家族が応援に駆けつけていた。「子どもにベルトをとる姿を見せたい」と語る一方で、厳しい現実も感じる。宮崎にとって「進退」をかけた大一番は、微妙な後味だけが残った。