新日本プロレスのオカダ・カズチカ(35)が、IWGP世界ヘビー級王座取りへ自信を示した。

新日本の年間最大興行となる東京ドーム大会「レッスルキングダム17」を前日に控えた3日、都内で行われた会見に出席。同大会のメインイベントで挑戦するIWGP世界ヘビー級王者ジェイ・ホワイト戦に向け「やっとホワイトがベルトを持った姿が終わる」と勝利を宣言した。

赤いネクタイを締めた紳士的なスーツ姿で登場したオカダは、引き締まった表情でマイクを持った。「とうとう明日、1・4。やっとホワイトがベルトを持った姿が終わるんだなと思うと(うれしい)。新日本プロレスはいい方向に向かう。この戦いを見て新日本プロレスを感じてもらいたい。皆さんの心が燃える戦いをしたい」と言い切った。

対戦相手のホワイトはこれまで5戦1勝と苦杯をなめている相手。この日も「お前はクールぶっているが本当は不安に震えている子ネズミだ。弱虫オカダ!」などと面と向かって挑発されたが、表情は全く崩さなかった。フォトセッションでも、相手の差し出した手に応じず、既に臨戦態勢だった。

この日は、多くを語らなかったオカダ。昨年は史上4人目のG1連覇を達成し勢いにのる「挑戦者」は、リング上で全てを語るつもりだ。