新日本プロレスのIWGP世界ヘビー級王者オカダ・カズチカ(35)が、会見をボイコットした。

15日、武藤敬司引退興行となる21日東京ドーム大会の第2弾記者会見が都内で開催。セミファイナルで対戦が決まったプロレスリング・ノアのGHCヘビー級王者、清宮海斗(26)が先に入場して待ったものの、オカダは最後まで会場に姿を現さなかった。アナウンサーが「本人から今、連絡が入りまして、欠席させていただくとのことでした」と発表し、場内は騒然となった。

対戦相手の清宮は、「大事な記者会見に来ないってどういうことですか?」と顔を赤くして激怒。アナウンサーから「2月18日のタイトルマッチに集中したいから本日は欠席します」とオカダのコメントが代読されると、「ちょっと待て、ふざけないでくださいよ。大事な記者会見ですよ? どういうことですか?」と受け入れられない様子だった。

さらに「そもそも大阪大会だって、あいつが勝手に入ってきて、土足で乱入してきて、試合後に後ろから奇襲してくる。そんなひきょうなチャンピオンに負けるつもりはない」とヒートアップ。最後は「オカダさん、いや、オカダ! 東京ドーム逃げるなよ! 絶対にぶっつぶしてやるから」と言い残し、マイクを投げつけて退場した。

オカダは、12日に行われたノア大阪大会の清宮戦後に乱入。レインメーカーで清宮をKOし、拒否し続けていた21日の対戦を受諾していた。