大橋ボクシングジム興行フェニックスバトルで開催される優勝賞金1000万円の「井上尚弥4団体統一記念杯」バンタム級モンスタートーナメントの参戦選手が31日、発表された。

日本同級王者堤聖也(27=角海老宝石)、同級3位富施郁哉(24=ワタナベ)、同級12位穴口一輝(22=真正)、同級13位梅津奨利(24=三谷大和)、アマ戦績51勝14敗でプロデビュー2連続KO勝利中の増田陸(25=帝拳)、18年東日本同級新人王・石川春樹(23=RK蒲田)がエントリー。未発表の残り1枠の選手は後日発表される。

同日、都内で組み合わせ抽選会が開催され、増田-富施、石川-梅津、穴口-未発表選手のカードに決定。王者堤はシードとなり、準決勝で増田-富施戦の勝者と対戦する。日本王者として参戦する堤は「こういう注目されるトーナメントで王者としてしっかり実力をみせたい」と意気込みを示した。また上位ランカーとなる同級3位富施は「1試合1試合集中して優勝を狙いたい」と強い決意。アマ経験豊富なホープ増田は「優勝します。(優勝賞金で)両親に学費を返します」と宣言していた。

このモンスタートーナメント1回戦はフェニックスバトルとDANGANとの共催により5月20日に東京・墨田区総合体育館で開催。8月30日に準決勝、12月26日に決勝(ともに東京・後楽園ホール)を行い、優勝者を決める。「モンスター」と銘打つトーナメントのため、ファイトマネーも破格。優勝賞金とは別に決勝は、王者が500万円、世界ランカーが400万円、日本、東洋太平洋ランカーは300万円、ランキング外でも200万円が約束されている。

 

※おわびと訂正 3月31日夕方に掲載した際、増田陸選手の戦績を、「51勝41敗」と表記していましたが、正しくは「52勝14敗」です。おわびして訂正します。