本番での大暴れを予感させる会見となった。18日、東京女子プロレスのプリンセスタッグ選手権試合(22日・大阪)の調印式が行われ、途中から乱入した挑戦者のマックス・ジ・インペイラーが、調印書を食いちぎって吐き捨て、さらにはパートナーの原宿ぽむを連れ去ってしまった。

王者組・瑞希、坂崎ユカ組と原宿のみで調印式はスタートした。原宿は「最強。仲良し」と言いながらも会見場に現れない相棒に不安な表情を見せていた。すると、3人が意気込みを語り終え、質疑応答が行われている時に突然、インペイラーがうめき声を上げながら登場。調印書をかんで吐き出すと、原宿を見つけて抱え上げ、秋葉原の街に消えていった。

会場が騒然とする中、難波リングアナはボロボロの調印書を手に「これはやる気の表れ。サインそのもの以上のことがここに刻まれました。なので、正式なタイトルマッチとして認定しました」と上手に? その場を収めた。

取り残されたマジカルシュガーラビッツの王者組もぼうぜん。それでも坂崎は「おもしろい対戦相手なので、マジラビもおもしろがって試合したい」と笑顔。15日にプリンセス・オブ・プリンセスの初防衛に成功した瑞希は「とんでもないことが起きてる感じはしますけど。ここを守ったら新しい扉が開かれそうな感じがするので。ちょっと…頑張ります」と語った。王者マジラビが暴れる“怪獣”を沈め、初防衛なるか、注目だ。