「カネロ」の愛称で親しまれるプロボクシング4団体統一スーパーミドル級王者サウル・アルバレス(32=メキシコ)が5月6日(日本時間7日)、地元メキシコ・グアダラハラ郊外のサポパンにあるエスタディオ・アクロンでWBO世界同級暫定王者ジョン・ライダー(34=英国)との防衛戦に臨む。5日(同6日)には同地で前日計量に臨み、168ポンド(約76・2キロ)でパス。ライダーは167・9ポンド(約76・1キロ)でクリアした。

昨年9月17日、ライバルのゲンナジー・ゴロフキン(41=カザフスタン)との3度目対決で判定勝利後、左手首の手術を決断。同10月に手術を受け、約8カ月ぶりのリングとなる。アルバレスは「100%の練習ができる状態ならば、誰も私に勝てない。今は100%の練習ができるのでモチベーションも高い。私がこのモードの時は誰も倒せない」と手応え。左手首手術の影響がないことを強調した。

ボクシング界の「顔」として人気スターとなったアルバレスが、地元で試合するは11年11月以来、約12年ぶり。英雄の凱旋(がいせん)マッチとなる会場には5万人以上の観客が集結すると言われる。アルバレスは「ここグアダラハラの小さなアリーナで、私のキャリアは始まった。そして今、この最大のスタジアムにいて、多くの好反応を受けている。間違いなく、キャリアの中で最高の夜の1つになるでしょう、この戦いに興奮している」と気持ちを高揚させた。

対戦相手となる英国出身のWBO世界同級暫定王者ライダーはサウスポースタイル。身長差(アルバレスが173センチ、ライダーは175センチ)、リーチ差(アルバレスは179センチ、ライダーは183センチ)と体格的には相手が上。アルバレスは「彼は良いファイター。どこからでもパンチを打つ、最初のラウンドは少し難しいし、それに対処する必要があるが、私には経験がある」と4団体統一王者としての自信を示していた。