オカダ・カズチカが、海野翔太に格の違いを見せつけた。オカダは棚橋弘至&石井智宏とNEVER無差別級6人タッグ王者として、ジョン・モクスリー、クラウディオ・カスタニョーリ、海野翔太の挑戦を受けた。試合はオカダが海野からレインメーカーからの体固めで3カウントを奪い、見事に初防衛に成功した。

かねて海野から挑戦を求められていたオカダ。試合終盤で対峙(たいじ)すると、海野を小ばかにするように、ビンタの応酬を食らわせた。すると、海野からオカダの代名詞・ドロップキックを食らわされた。さらにカスタニョーリの人間風車こと、ジャイアントスイングを20回も食らい、フラフラの状態に。ピンチかと思いきや、海野へドロップキックをお返し。そして棚橋&石井と3人で合体式のDDT。最後は伝家の宝刀レインメーカーで沈めた。

試合後、オカダは「(海野)翔太、分かるだろ? テメーだぞ、ダメなところは。でも俺は優しいから、たくさんかみついてこいよ。あんなビッグネーム2人頼らなくていいぐらいのレスラーに俺がしっかりしてやるから、かかってきなさい」と、今後も海野の挑戦を受け止める姿勢を示した。