プロボクシング前4団体統一バンタム級王者でWBC、WBO世界スーパーバンタム級1位の井上尚弥(30=大橋)が25日、東京・有明アリーナでWBC、WBO世界同級王者スティーブン・フルトン(29=米国)に挑戦する。

創刊100年を誇る歴史と権威がある米老舗専門誌「ザ・リング」では専門家21人による同カードの勝敗を予想し、18人が井上、3人がフルトンの勝利と公開した。

ザ・リングは独自ランキングを設定し、階級を超越した最強選手をパウンド・フォー・パウンド(PFP)ランキングとして選定。昨年6月、元世界5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)を下し、3団体統一に成功した井上を日本人初となるPFP1位に選出している。

同誌のダグ・フィッシャー編集長は「この試合ではペースと距離をコントロールできる人が優位に立つことになり、スピード、パワージャブ、カウンターパンチ、そして厳選されたボディーショットの面白い対決が期待できる」と分析。井上が体格的に劣勢であることにも「フルトンの体格、経験、スタイルはスーパーバンタム級初戦の井上にとって多くの問題を引き起こすだろう」と予測。それでも「私の予感としては井上はフルトンの体を痛めつけ、8回以降のどこかで頭部へのパンチで試合を終わらせるだろう」との見解で締めくくっていた。