プロボクシング前WBOアジア・パシフィック・スーパーフェザー級王者・木村吉光(27=志成)が、1日遅れのバースデー勝利で再起を祝う構えだ。24日、東京・後楽園ホールで開催される所属ジム興行LifeTimeBoxingFights16大会のメインで、フィリピン同級7位ジェスティン・テソロ(25)との同級8回戦で拳を交える。23日には東京・文京区の日本ボクシングコミッションで前日計量に臨み、リミット58・9キロでパスしたテソロに対し、100グラム少ない58・8キロで一発クリアした。

今年1月、東洋太平洋同級王者だった力石政法(緑)との統一戦で5回KO負けを喫して以来、約8カ月ぶりの再起戦となる木村は「この復帰戦は世界王者への第1歩。テーマは勝ち方で、面白い試合をみせたい。KOで勝つ」と気合を入れ直した。力石戦で負けた後、1度は引退を決意。香川県に帰郷していたが、担当の野木丈司トレーナーからの走りこみ合宿参加の連絡を受け、最終的に現役続行を決意した。今回、同トレーナーのメニューで体脂肪率3パーセント台の肉体を作りあげてきた。

配信サービスのABEMAで放送中の恋愛番組シャッフル・アイランドでは、木村は「よしみつ」の愛称で出演している。試合当日には男性出演者も応援に駆けつけるという。出演後からSNSでのフォロワーも増え始めているという木村は23日が27歳の誕生日。2カ月前から大好きなチョコレート断ちをして再起戦に集中していたこともあり「それだけこの試合に懸けている。試合に勝ってチョコを食べたいですね」と強調。1日遅れのバースデー勝利を飾り、自らのチョコをプレゼントする姿勢を示した。