喧嘩自慢ライト級で、細川一颯(北関東)がスピード感覚あふれる右ハイキックで快勝した。

「覚醒剤を密売していた」と3年間刑務所生活を送っていたケンカ自慢のダイスケ(大阪)とライト級(71キロ級以下)キックルールで対戦。開始10秒で、頭を下げたダイスケの顔面に11年学んだという空手仕込みの右ハイを蹴り込み、早々にダウンを奪った。その後、反撃を狙うダイスケの動きを冷静に見極めながら、右フック、ハイキック連打で応戦。5-0の判定勝利を収めた。

細川は土木、建設事業を展開する萩原工業に勤務する入社1年目の社員。現在は同社社長の運転手兼ボディーガードをしていると紹介されている。高校時代のサッカー歴もあり、キック力には自信がある様子。その強烈キックを開始早々にみせつけ、試合の主導権を握った形となった。