2階級制覇を目指すプロボクシング元WBC世界フライ級王者で現WBO世界バンタム級5位の比嘉大吾(28=志成)が、強敵相手にあえて「勝ち方」にこだわった。

WBC世界バンタム級5位ナワポン・カイカンハ(32=タイ)とのバンタム級10回戦(31日、東京・大田区総合体育館)を控えた30日、都内で計量に臨みリミット(53・5キロ)を100グラム下回る53・4キロでクリア。58勝48KO(3敗1分け)の強打の世界ランカーとの対戦になるが、計量後の会見で「いい勝ち方をするのが大前提。やってきた練習のすべてを出して、いい結果で終わりたい」と意気込んだ。

比嘉が目指す世界バンタム級には日本人ライバルがいる。WBA王者が井上拓真(大橋)で、来年2月24日には2階級制覇王者の前WBO世界スーパーフライ級王者・中谷潤人(M.T)が、3階級制覇を目指してWBC王者アレハンドロ・サンティアゴ(メキシコ)に挑戦する。勝ち方にこだわるのはライバルも意識してのこと。「2人は技術もあって実力も自分より抜けている部分がある。まずは明日いい試合をして、差をどう埋めるか」と比嘉。その上で「どのベルトでもいい。チャンスがあれば挑戦したい」と、その先を見据えていた。【首藤正徳】