第14試合から第18試合の5試合は「喧嘩自慢対抗戦 大阪VS大宮」と題し、いずれもキックルールで行われ、チーム大阪が通算3勝2敗でチーム大宮に勝利した。

先鋒(せんぽう)戦のバンタム級(61キロ以下)第14試合は、チーム大宮のきょうすけが幸先よくKO勝利を飾った。開始早々からシェンロンとの激しい両フックの応酬。的確に顔面を打ち抜いた、きょうすけが2度のダウンを奪って快勝。2度目のダウンを奪った直後に金網をよじのぼり、雄たけびを上げた。リング上でマイクを握ると「めっちゃ、うれしっす!」と第一声。さらに「何もないところからはい上がってきて、シェンロンとやれると、ずっと頑張ってきました。やっと倒せたぞ」と叫び、観衆から大歓声を浴びた。

次鋒戦のフェザー級(66キロ以下)第15試合は、チーム大阪のリキが勝って1勝1敗と、五分に戻した。開始から激しい殴り合いが続き、メカ君のフックに後退する場面もあった。だが1分間の終了間際に、右ハイキックがカウンターで決まり、ダウンを奪った。そのまま持ち込まれた判定は5-0。チームに勢いを取り戻した。

中堅戦のライト級(71キロ以下)第16試合は、戦前から下馬評の高かったチーム大宮の金森雄大が、判定5-0でダイスケを破り、2勝1敗とした。金森は開始早々のラッシュから、左フックでダウンを奪った。それでも気力十分のダイスケが前に出続けたことで、その後は一進一退。ただ、随所で金森がフックを相手の顔面にヒットさせ、終始主導権を握った。試合後も両者の興奮は収まらず、小競り合いが続いた。大宮が、対抗戦勝利に王手をかけたことで、一段と両チームとその応援団のボルテージが上がった。

副将戦のミドル級(84キロ以下)第17試合は、チーム大阪のシモミシュランが圧勝した。バックボーンの空手で培った蹴りは多彩で、大宮の金城を近づけなかった。終始、得意の距離を保った状態から、パンチとキックのコンビネーションで、相手から有効打を浴びることなく勝ちきった。途中もダウンにはならなかったが、フェイントからのローキックを鮮やかに決め、相手を転倒させる場面もあった。負ければ対抗戦として敗退となる危機だったが、2勝2敗に戻しただけではなく、再びチーム大阪に勢いをもたらす白星となった。

大将戦の無差別級第18試合は、チーム大阪の爆音那智が勝って、対抗戦を3勝2敗として逆転勝利に導いた。序盤から技術に勝る大宮のホール大雅レオンに、ほんろうされる格好。30秒に差しかかったところでは、左ハイキックでダウンも喫した。だが再開されて3、4秒後、マットに倒れていたのは相手の方だった。接近戦で互いに空振りする間に、ホール大雅レオンの右肩が脱臼。試合続行不可能となり、爆音那智の勝利となった。ただ不完全燃焼の決着に終わり方に、試合後、リングでマイクを握ると「オレら優勝したけどな、オレは納得してないねん、あんなもん! 試合に勝ったけど、勝負に負けとんのじゃ。次は絶対にKOするから、ちゃんと見とってくれ!」と、再戦を要求し、完勝での決着を誓っていた。

【BD11】元小結千代大龍が判定負け!大阪VS大宮「喧嘩自慢対抗戦」/ライブ速報中