格闘技界を担うスターを発掘するABEMAオリジナル格闘ドキュメンタリー番組「格闘代理戦争-THE MAX-」(2024年3月から放送)に、MMA(総合格闘技)世界最高峰団体UFCで活躍する総合格闘家・岡見勇信(おかみ・ゆうしん)と中村倫也(なかむら・りんや)が監督、コーチとして出演することが決定した。また一般公募枠で石垣島在住の害獣ハンター・渡辺直由(わたなべ・なおよし)さんの応募があった。ABEMAが25日、発表した。

「格闘代理戦争」シリーズでは、第一線で活躍する格闘家が監督になり、若手ファイターを競わせ、スターを発掘する。

17年の「格闘代理戦争1st Season」以降、これまで5シリーズにわたり番組を放送。シリーズごとに立ち技格闘技やMMAなどテーマを設けてきた。今年3月から放送のシリーズ6作目「格闘代理戦争-THE MAX-」ではMMAをテーマに、これまで青木真也、秋山成勲、平本蓮の監督就任が発表されてきた。そして、岡見、中村も監督として参戦することになった。

UFCミドル級で活躍した岡見は、ランキング最高3位まで上り詰め、世界最高峰の舞台で34勝をマークしている。42歳の現役ファイターだ。また中村はレスリングからMMAに転向し、23年8月にUFCデビュー。今月17日の「UFC298」ではカルロス・ヴェラを判定で下し、キャリア無傷の9連勝をマークした。

世界のMMAを知る2人が「格闘代理戦争-THE MAX-」では監督&コーチとしてタッグを組むという。岡見は「自信を持って今後の未来を担う格闘家を送り出すんで、ど真ん中の試合を見届けてほしいと思います。優勝必ずします!」、中村も「今考えている選手は順当にパフォーマンスを出せば絶対優勝する素材なので、王道の格闘技を見せて優勝したい」と意気込んだ。

プロ格闘家の監督就任が続々と決まるなか、今回はシリーズ初の試みとなる監督の一般公募も実施。石垣島の害獣ハンター・渡辺直由さんの応募があった。

渡辺さんは12年前に石垣島に移住してきた元漁師で、ボランティアで害獣駆除なども請け負い、趣味でハブを捕獲して食すという生粋のサバイバー。

そんな渡辺さんは、過去にK'z FACTORYというMMAのジムに所属し、初代PRIDEライト級王者の五味隆典と同期という経験者。その後、MMAから柔術へと転向し、朝倉兄弟も所属していた「トライフォース柔術アカデミー」の創設メンバーの一人としてブラジリアン柔術で名を馳せた。柔術の試合では青木真也にも勝利したことがあるという実力者だ。

渡辺さんは「今回出てくる他の監督たちは近代MMAを理解していて、技術的にも戦略的にも細部まで知り尽くしている人たち。その中で僕らが対抗できるものは“野生の勘”。自然の中で培った殺気があるので」。石垣島のサバイバル生活で培った力をもって『格闘代理戦争-THE MAX-』の頂点を目指す。

格闘代理戦争の過去シリーズでは伝説の格闘家・山本“KID”徳郁さんや、1月28日の「ONE165」で世界王座に挑戦した武尊など、多くのレジェンド格闘家たちが監督を務めてきた。

過去シリーズに参加した若手ファイターの中では、秋山成勲推薦のユン・チャンミンや桜井“マッハ”速人推薦の平田樹がそれぞれ優勝賞金300万円と格闘技団体ONEチャンピオンシップとのプロ契約を手にした。また昨年大みそかの「RIZIN45」に出場した冨澤大智もこの番組を皮切りに「ブレイキングダウン」で人気を集めた。

監督と選手が一致団結して頂点を目指す「格闘代理戦争」。今後も、国内外問わず現役で活躍する格闘家の監督就任を発表していくという。