プロボクシング日本フェザー級王者の松本圭佑(24=大橋)が6月25日、東京・後楽園ホールで開催される所属ジム興行フェニックスバトル117大会で3度目の防衛戦に臨むと27日、発表された。

メインイベントで同級9位の藤田裕史(34=井岡)の挑戦を受ける。今年2月、前田稔輝(グリーンツダ)に判定勝利して以来、約4カ月ぶりのリングとなる。セミファイナルではWBOアジア・パシフィック・スーパーミドル級1位の帝尊康輝(31=一力)が、同級王者のユン・ドクノ(28=韓国)に挑戦する。

アンダカードでは今春、大橋ジムに入門したばかりのトップアマたちが次々とプロデビュー戦を迎える。22年世界ユース選手権バンタム級制覇などアマ7冠の実績を誇る坂井優太(18=大橋)が韓国スーパーバンタム級3位キム・ジョン(韓国)との6回戦、「横浜のタイソン」と言われる23年ボクシング全日本選手権ウエルター級優勝などの実績を持つ田中空(22=大橋)が韓国ウエルター級8位キム・ドンヨン(韓国)との6回戦、アマ6冠の田中将吾(22=大橋)が23年東日本新人王を制した高熊龍之介(25=松本ACE)との6回戦に臨むことがそれぞれ決定した。

また22年全日本選手権でライト級優勝など実績十分の大橋蓮(22=大橋)も6回戦でプロデビューする予定となっている。