プロボクシング前日本バンタム級王者で現WBA世界同級2位の堤聖也(28=角海老宝石)が世界初挑戦へ、ラスト「関門」に臨む。7日、東京・両国国技館でウィーラワット・ヌーレ(22=タイ)との56・0キロ契約体重10回戦を控え、6日には都内のホテルで行われた前日計量に出席。500グラム少ない55・5キロでパスしたウィーラワットに対し、堤は300グラム少ない55・8キロでクリアした。現在、バンタム級でWBA2位、IBF3位、WBO7位、WBC11位とランク入りしている堤にとって世界への最後のステップと言えるリングとなる。
対戦相手と初対面した堤は身長で10センチ高いウィーラワットとの体格差などを細かくチェック。握手を交わした際にも拳などを確認したという。堤は「手が長いので、そこをイメージして。多分、最初は少しやりずらい距離感とかもあるのではないか。警戒して試合に臨もうと思う。拳が肉厚で、少し硬そうな感じ」と気持ちを引き締めた、
昨年12月にバンタム級モースタートーナメント決勝で臨んだ穴口一輝戦以来、約7カ月ぶりのリングとなる。「僕の中で前哨戦は年末の試合だったと思っている。もういつ世界戦が来てもいいように今年は準備していた。ずっと世界に向け、世界を見据えて練習をしてきた。見ているところはずっと変わらない」と気合十分だった。
現在、世界主要4団体のバンタム級王座は日本人が独占している。WBA王者井上拓真(28=大橋)、WBC王者中谷潤人(26=M・T)、IBF王者西田凌佑(27=六島)、WBO王者武居由樹(27=大橋)が就いており、王座挑戦時には日本人対決となる。特にアマチュア時代に対戦して負けている井上との対戦を希望している。

