感染症、敗血症寸前の症状で3度の緊急手術を受けていた08年北京オリンピック(五輪)柔道男子100キロ超級金メダルで総合格闘家の石井慧(37)が名古屋市内で「3カ月計画」のリハビリを開始した。
16日に公式インスタグラムで退院を報告した石井は17日、日刊スポーツの取材に応じた。日常生活可能なまで体は動くようになったものの、上半身のまひは残っており「頭を洗うのがまだきついですね」と現状を明かした。
今後は、定期的に通院を続けながら首周辺、背骨に発症した感染症の回復に専念するという。「しばらくは病院に行かないといけない。2週間ほど抗生物質の投与を止めた上で、血液検査で感染がおさまっているかどうかをチェックするまでは病院にお世話になりますね」との見通しを明かした。
抗生物質投与の影響で体重が97キロまで落ちているため、日本ボディービルの第一人者で、現在は独自のトレーニング理論と栄養学も用いてトップアスリートのトレーナーとして活躍する山本義徳氏(55)のアドバイスを受けながら食生活の改善をスタート。「徐々に胃の調子もよくなっている」と手応えを口にした。
またリハビリを兼ねて滞在先の名古屋市内のジムで体を少しずつ動かし始めている。「ジムに行かないよりましかな…ぐらいのリハビリのトレーニングです。ジムのトレーナーさんで自分の病気を理解してもらっている」と説明。今後は3カ月計画で、本調子までに肉体を戻すリハビリとトレーニングを進める考えだ。
現在は一時休眠中の総合格闘家復帰に意欲を示しており「回復はしましたが、まだまだ辛いことが多い。年内の復帰は難しいと思っているので。現実的なことを言えば、来年中に試合復帰できるように頑張っていきたい」と前向きな姿勢を示していた。

