元K-1スーパーバンタム級王者でWBO世界バンタム級王者の武居由樹(28=大橋)が同級1位の元WBC世界フライ級王者比嘉大吾(29=志成)を3-0の判定で下して初防衛に成功した。

一時は同じトレーナーから指導を受けるなど、互いを尊敬する間柄だったが、勝利に徹し、区切りのボクシング10戦目で、注目の日本人対決を制した。5月の東京ドームでK-1王者として史上初のボクシングの世界王者になった。これからは同じ格闘家から転向した那須川天心の挑戦を受けるまで勝ち続ける。

一問一答は以下の通り。

-試合を振り返って

「12ラウンド、楽しく試合できた。良かった」

-アッパーが効果的に見えたが

「すごく練習してた。でも(比嘉)大吾さんが左フックを合わせてきたので打ちにくかった」

-相手の強さは

「圧力、プレッシャーを感じた。気持ちの強さを感じた。その気持ちに負けないようにと」

-11回のダウンについて

「床で滑った感じだったが、取られたことは仕方ないと」

-一緒にトレーニングした比嘉選手と対戦。試合後に何を話したか

「お互い、ありがとうございましたと。大吾さんからは“もっと上に行ってくれ”と言われた」

-今後について

「大吾さんのおかげでいい試合をしたが、納得いった試合はできていない。前回も今回もまだ力不足を感じる。ボクシングを底上げしないと」

-底上げしたい部分は

「コンビネーションとか、引き出しを増やしていかないと戦えない」

-11回ダウンを奪われて12回の気持ちは

「このままなら負けてしまうと、倒しにいこうと前にでた。ダウンを取られて火が付いた」

-那須川天心の名前を出したが

「ファンの方から天心選手との試合を見たいとの声が多い。ボクシング転向前にも天心選手とボクシングをやれればいいと思っていた。天心選手とやりたい気持ちが強い。ただ今日の試合ではまだまだだなと」

-那須川の存在とは

「K-1時代からやりたかった。そのときは交わらなかった。ボクシング転向後も、いつかやれたらいいなと思っていた」

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