9月26日のストロングスタイルプロレス(SSPW)後楽園大会に、新日本プロレスから永田裕志(56)が参戦する。
SSPWを主宰する「初代タイガーマスク」佐山サトルへの感謝、そして32年間追求してきたストロングスタイルが対戦相手の間下隼人、パートナーのスーパー・タイガーとどのような化学反応を起こすのか。SSPWから届いた永田のインタビューを抜粋してお届けする。
▼タッグマッチ30分一本勝負
スーパー・タイガー(SSPW)&永田裕志(新日本プロレス) VS 間下隼人(SSPW)&関根“シュレック”秀樹(ボンサイ柔術)
-SSPWへの印象は
「佐山先生が主宰されてる団体っていうのがまずあります。佐山先生のお弟子さんが出てきて、昔の新日本プロレスのOBの諸先輩でしたり、格闘技界からプロレス界に来た選手だったり、いろんな選手たちが闘っている。そこにテーマとしてストロングスタイル。何がストロングスタイルなのか全く分からない中、試行錯誤して闘っている団体だって見えますね」
-昭和のストロングスタイルが残っているこの団体に思うところは
「昭和のストロングスタイルを探るのはいいですけど、そこで止まってしまっては進歩がない。今のスタイルに融合させて、自分たちのストロングスタイルを創っていけばいいんじゃないかと僕は勝手に思っていますけどね。今回、僕が参戦したことで、自分なりのストロングスタイルを作り上げる糧になったらいいなと思います」
-会見ではスーパー・タイガー選手と間下選手は憧れをだいぶ強く前面に押し出したコメントが多かった
「コメントを読むと、シュレック選手なんかは、無理にプロレスを意識したような感じで。ちょっと敵意っていうか、そういうものを出しているコメントが届いていましたけど、まあ無理に肩に力いれる必要はないかなと思ってます。自然にそういうのを感じてくれたらいいと思ってますね」
-若い人に新日本プロレスを教えるという思いは?
「新日本プロレスを教えようとは思わないです。ストロングスタイルっていうものを追求してるようですから、そこで永田に触れる事でそういうのを感じ取ってもらえれば。僕自身やっぱ32年間、やっぱり自分のどこかで、いくら会社がストロングスタイルを死語のようにしたところで、僕はそれをずっと自分の中で作って追求してきましたから。感じ取ってもらえたらいいかなと」
-永田選手は参戦に関して『恩返し』という言葉を使われています
「佐山先生にいろいろお世話になっていますから。それこそ一番最初にお会いしたのは93年の福岡ドームで。大宮のシューティングジムにお邪魔して小林邦昭さんの仲介でキックを教わったりしましたしね。UFO時代には結構総合格闘技の技術指導やスパーリングなんか見てもらったりして。佐山先生はやみくもに怒るんじゃなくて、知らないものできないものをどうこう言うんじゃなくこれから覚えていこうというスタンス。すごく優しく教えていただいた」
-メインイベントで村上選手と船木選手が王座戦を行いますが、興味は
「いやとくには僕は何も。彼らのテーマでやるわけですから。村上選手はかつて闘った盟友ですからね、その選手がベルト持ってるのは感慨深いですね」
-化学反応が起きた時にベルトへの意欲が生まれるかもしれない
「それはもう9月26日終わってみないとなんとも言えないです」
-タイガークイーンが現在SSPWで人気ですが
「すごいね、あの子ね。佐山先生の動きそっくりそのまま。なかなかできないですよ、あの動きは。Youtubeの玉川ボールさんのチャンネルで見させてもらいましたよ」
-永田選手もYoutubeチャンネルを開設されましたが、やはり今プロレス界にとってYoutubeは必須ですか
「必要になってくると思いますね。今自分も色々発信してますけど、元々は興行の事を色々やりたかったんですけどね。時代はどんどん変わっていく中で、永田裕志の歴史を知らない新しいファンもいるじゃないですか。そういう中で自分の歴史を喋る事で、色んな角度から永田裕志を知っていただけるので」
-SSPWの観客は年齢層が高いですが、昔の永田裕志を見せようという思いは
「今の永田裕志を見せますよ。昔のエネルギッシュでガンガン動けた頃の永田裕志を見せるのはなかなか難しいので、今キャリア32年経った中で、味のある永田裕志を披露しますよ。今の永田裕志の方が強いですよ」

