新日本プロレスは19日、6月29日に愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)で開催される「TANAHASHI JAM~至(いたる)」の大会コンセプト&第1弾カードを発表。メインで棚橋弘至&丸藤正道(ノア)と清宮海斗(ノア)&大岩陵平が激突することが決まった。

大会プロデューサーである棚橋は「大会キーコンセプト」について「キャリア25年の中で闘ってきた相手。組んだ相手。縁のある選手を、団体問わず、『TANAHASHI JAM』というフィルターを通して、新日本の選手にも継なぎます。棚橋の、『縁(えにし)』と『継(つなぐ)』を、団体を超えて集めます」と説明した。

第1弾カードについて棚橋は「メインイベントで、ノアの丸藤選手とタッグを組ませていただきます。U-30のベルトを賭けて闘ったり、同じ世代を生きてきた『絆』を感じています。ノアの清宮選手は、すでにチャンピオンにもなっているし、大岩も、これからの新日本プロレスを引っ張って行ってほしい選手。それぞれ、4選手の化学反応にご期待ください」とコメントした。

清宮はXに「#TANAJAM最高にワクワクしてます! 自分がNOAHに入る前のモチベーションの1つは周りにプロレスラーになると言って出てくる名前が新日本プロレスの棚橋さんだった事です。あの時は悔しかったな。もう1度棚橋さんを体感して そして今のNOAHの勢いを感じて頂きます 陵平宜しく!」(原文まま)と書き込んで、注目の一戦を心待ちにした。

1999年10月デビューの棚橋と1998年8月デビューの丸藤、同世代の両雄は、2003年12月9日の大阪でU-30王座を賭けて対戦したのを皮切りに「G1クライマックス」の舞台、2012年9月23日・神戸大会では、IWGPヘビー級王座戦でも対戦した。

現在、棚橋は新日本プロレス代表取締役社長、丸藤はサイバーファイト取締役副社長を務めながらレスラーとしても活動するなど、互いの団体をけん引、切磋琢磨(せっさたくま)してきた関係。

2024年5月6日・日本武道館の『ALL TOGETHER』では、高木三四郎(現サイバーファイト取締役副社長)を交えた“重役トリオ”を結成した。

対する清宮&大岩は、2023年8月に『G1』にエントリーした清宮がノアでの共闘を提案。これを受けて同年9月から大岩が異例の国内武者修行を実施した仲だ。

ノアでの闘いに加えて、同年11月「WORLDタッグリーグ2023」にもエントリー。2人は2024年2月にノアの『ビクトリーチャレンジ・タッグリーグ』優勝をはたし、GHCタッグ王座にも挑戦した。

その後、清宮が拳王らとオールレベリオンを結成したことに大岩が反発してタッグを解消。反目する形となったが、2024年9月14日・後楽園の大岩ノアラストマッチで清宮とシングルが実現。

試合は敗れたものの、試合後の大岩は「俺と海斗さんは終わんねえ!」とマイク。抱擁と握手で清宮と和解をはたした。清宮は「俺と陵平、いつになるか分からないけど、次やるときは満員のもっと大きな会場でやってやる!」と“続き”を約束。この時以来の再会となる。

棚橋と清宮は、2023年6月8日両国で行われた『ALL TOGETHER AGAIN』で、全日本プロレスの宮原健斗を交えたトリオを結成した。2000年代~2020年代を駆け抜けた棚橋&丸藤と、両団体の未来を託される清宮&大岩。注目のカードだ。