プロボクシグ東洋太平洋ウエルター級王者田中空(24=大橋)がKO負けのない元日本王者を迎撃する。21日、東京・後楽園ホールで開催される所属ジム興行フェニックスバトル144大会のメインに登場。同級3位坂井祥紀(34=横浜光)との初防衛戦を控える。20日には東京・水道橋で前日計量に臨み、66・5キロでパスした坂井に対し、66・2キロでクリアした田中は「調子は良い感じ。落ち着いてやってチャンスがあれば見逃さずにいきたい」と気合を入れ直した。
過去47戦でKO負けのない元日本王者の坂井に対し、田中は「相手も調子良さそうに見えた。そこまでKOにこだわっていないが、しっかりいければ。倒そうと思うと力んでしまう。いつも狙っているパンチではないところで倒せているので」とあくまでも自然体を貫いた。
24年6月にプロデビューした「横浜のタイソン」田中は今年6月、プロ4戦目で小畑武尊(ダッシュ東保)との同級王座決定戦で4回TKO勝ちし王座獲得に成功。初防衛戦に向け、ディフェンス面を強化してきたという。田中は「細かいところを意識して練習してきました」と強調。父強士トレーナーも「今回は今までのディフェンスと違う雰囲気で見られると思う。どう評価されるか分からないが、どれだけ完成できたのか楽しみ」と期待を寄せた。
一方、昨年12月に当時の東洋太平洋、WBOアジア・パシフィック同級王者佐々木尽(八王子中屋)に判定負けして以来の再起戦となる坂井は「調子はいつも通り。モチベーション的には前回の試合終わってからもたぎっている。自分の力を確認したい。まだまだできるのか、やっていきたい」と冷静そのものだった。

