ボクシングの前東洋太平洋ミニマム級王者の和賀寿和(畑中)の現役引退が8日、発表された。本人に代わって明らかにした所属ジムの畑中清詞会長は「心も身も緊張感がプッツンと切れたんじゃないかな」と話した。

 和賀は07年3月に東洋太平洋ミニマム級のタイトルを獲得。3度防衛したが、昨年11月に黒木健孝(ヤマグチ土浦)に判定で敗れて王座から陥落した。畑中会長は「第2の人生でもチャンピオンになってほしい」とエールを送った。