東日本ボクシング協会は5日、都内で理事会を開催し、女子の準公式試合(トライアルマッチ)の正式ルールを決定し、9月から実施することを発表した。2分3回で行われ、ヘッドギアを着用する。ルールは公式試合とほぼ同じだが、勝ち点と引き分け点制があり、合計20点以上を獲得するとプロライセンスを得ることができる。

 既に女子の準公式試合はプロテスト合格できなかった選手、年齢制限でプロテスト受験資格のない選手らをバックアップするシステムとして昨年9月からスタートした。女子ボクサーの競技人口を増やす狙いもあるため、他格闘技のプロ選手らも条件付きで受け入れるルールも定めた。