WBC世界スーパーフェザー級新王者となった三浦隆司(28=帝拳)が、一夜明けた9日に都内のジムで会見した。

 王者ガマリエル・ディアス(32=メキシコ)を4度ダウンの末に9回TKO。「小さいころからの夢がかなった。まだ実感がわかない」といまだ夢見心地だった。「4度倒してやっと勝った。詰めの甘さは課題。左だけでなくコンビネーションも磨いてベルトを守っていきたい」と話した。中継の日本テレビが「ボンバー・レフト」の愛称を命名したが、本人は「恥ずかしいけど定着してくれれば」。カメラに向かって「ボンバー!」と叫んだが、先輩王者山中に「ふざけてるとしか思えない」と大笑いされた。