日本ボクシングコミッション(JBC)から引退勧告を受けながら、海外のリングで現役を続ける44歳の西沢ヨシノリは7月31日、オーストラリア・ワイオングで世界ボクシング財団(WBF)の下部団体のクルーザー級王座決定戦12回戦に臨み、ピーター・ブレナン(オーストラリア)に判定で敗れた。WBFはJBC非公認のマイナー団体。序盤から激しい打撃戦となり、中盤以降は西沢が押し気味に攻め込む場面もあったが、ポイントは奪えなかった。